昨日は、会社で１０時から１７時までオンライン形式でのプレゼンテーション講座を行いました。マーケティングの世界では有名な月刊誌「宣伝会議」の出版元、株式会社宣伝会議の教育ビジネス部門にお願いしてオンライン商談技術向上をテーマに実施した研修会（全２回）の２回目（最終回）、前回はお客様のインサイトにどう迫るか、あなたの商品を買うことによるベネフィットをどうやってアピールするかがメインの内容、今回はそれを書き物、つまりスライド作成につなげていくパートでした。
講師は、市川真樹さん（https://maki-ichikawa.com）。サイトにはプレゼン資料コンサルタントとあり、会社勤め時代に年間１００回以上のプレゼンをこなし、現在コンサルタントされているプレゼン資料は年間３０００枚を超えるのだとか。その豊富な知見を披露いただき、前半は「提案とは」から始まり、提案そのものの構成、設計、考え方などの講義、続いてスライドの構成をどう設計するか、実際のプレゼンで気をつけることなど、そしていよいよパワーポイントの作り方（色使いや写真の入れ方、フォントなど）、そしてパワポの職人技（ご本人は自担技とおっしゃっていましたが）に至るまで、総計７時間、密度の濃い時間を怒涛のように駆け抜けて下さいました。効いている僕らが久しぶりに脳みそを使い過ぎた疲労感を覚えるほどでしたから、市川さんご本人はさぞくたびれただろうと想像します。凄まじいエネルギーでした。
聞いている社員たちも、最初こそ「また始まった」的な研修開始時にありがちな半信半疑の様子でしたが、だんだん引き込まれていった感じ。市川さんと宣伝会議さんにお願いしてよかった。とても全ては覚えきれないので、頂いたPDFでこの週末に復習しなくては。上記にリンクを貼り付けたサイトにもレクチャーページがあるようなのでそちらでも勉強しようと思います。
しかし、あれだけの内容を教わった今、やっぱりKeynoteよりPowerpointかなぁと悩んでおります。でもきっと僕がKeynoteの機能を使いこなせていないだけとも思うので、どなたかKeynote職人技講座をやっていただけないだろうか・・・
家に帰ってからは、Adobeの「Plus Oneオンライン講座」。昨夜は「実写が絵になる！？ オリジナルプロモーションビデオを作ろう」という回でしたが、家に帰ったのが開始１５分後くらいだったので、こちらはアーカイブがアップされたらもう一度見直そうと思います。
そのあとは、Udemyの講座「3分で一発OK！社内プレゼンの資料作成術」。２〜３日前から受講開始して昨日完了。これも良かった。こちらは書家でもある前田鎌利さんの「社内プレゼンは、自分が説明したいことでなく、決裁者が知りたいことにフォーカスせよ」の精神が全編に貫かれている内容で、前田さんがSoftbank勤務時代に多忙を極める孫さんの前で３分間しかプレゼン時間をもらえなかった話など、迫力がありました。「3分で一発OK」のタイトルから、時短技を教えてくれるものかと思っていたら大違い、大変に濃い内容で、これから会社で若い人たちにエッセンスを伝えていきたいと思っています。前田さん、このタイトル、もったいないですよ（笑）
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