無理して夜移動するより朝の新幹線のほうが効率的

プロローグ

今週は日曜の夜の新幹線で東京から大阪に向かい、月曜朝から大阪で取引先訪問を開始しました。

そのまま大阪で月、火と仕事を済ませて火曜の夜に東京に戻る予定でしたが・・・

1泊増やして水曜日の朝に帰京することにした結果・・・思いのほかメリットがありました。

仕事は夜よりも朝の方がはるかにはかどります

朝日

人には夜型、朝型があるというかたもいらっしゃいますし、医学的に人間は朝のほうが頭が冴えているので仕事の効率が上がるというかたもいらっしゃいます。

ぼくなどは完全に朝型です。
この投稿を書き始めた今の時刻は朝4時過ぎですが、その前に昨日日中に溜まったメールやらvimeo動画のチェックやらで1時間は使っているので3時頃には活動を開始していたと思います。

なんなら夜中の1時に目を覚まして活動開始することもあります。そういうときは前の晩8時か9時頃に床についていたりするのですが・・・

もちろん会社の仕事で締め切りが迫っていたり、根詰めてトラブルシューティングに取り組んでいたりなど、会社から帰るわけにはいかず夜中までオフィスにいることもないわけではありません。

そのような例外ケースを除けば、通常は家に帰ると晩ごはんを食べますね。
ぼくなどは酒好き体質ですから夕食のときには「軽く一杯」が当たり前の状態です。

ぼくの場合は「軽く1杯」はウィスキー(シングル)を5〜6杯くらいになります。
飲みかたは水割りだったりハイボールだったり色々ですが・・

そうするとその後に仕事しようとしても確実に効率が落ちます。当たり前のことです。

ですからそんなときには夕食後に速攻で寝てしまって翌朝早く(場合によっては上で述べたように夜中のうちに)起き出して行動を開始するほうがはるかにはかどります。

会社のメンバーから「あなたはいつ寝てるんだ?」などと言われることもありますが、なんのことはない、タネを明かせば単に早寝早起きなだけなんです。

出張の往復時間の使いかた(往路)

今回の出張を例にとると、東京を出発した日曜日は家で晩ごはんを食べてから夜9時前くらいの東京発のぞみに乗り込みました。
新大阪着は11時を回っていましたね。

そうすると新幹線の中でブログ記事を書こうとか本を読もうとか始めてもすぐにウトウトとしてしまう。

目が覚める都度ディスプレイや本に立ち向かい直しますがそれでもほどなく寝落ちの繰り返し。

非効率なことこの上ない。

梅田のホテルにチェックインしたのは0時近かったので部屋に入ったら速攻でバタンキュー。

出張の往復時間の使いかた(復路)

新幹線社内

一方、帰りはどうだったかといえば・・・

大阪での予定は月曜、火曜ですべて終わりました。

ただし火曜日は夜に得意先との会食がありましたから当然アルコールも入ります。

新大阪発東京行のぞみの最終は9時半頃ですから会食後に新大阪に向かっても余裕で間に合います。
普通ならその日のうちに東京に戻るところです。

でも今回は少し思うところがあってあらかじめもう1泊する準備もしてありました(着替えのこと)。

で、会食、というか会飲みと言ったほうが当たっているかも知れませんが、まあ酒を飲みながら語る時間を延長して(笑)ホテルに戻ったのは10時過ぎとなりました。

そして朝6時新大阪発ののぞみで東京に戻ったのです。
このダイヤですと東京着が8時半前なので会社(日本橋近く)に9時15分前頃に到着することができます。
大きな荷物さえなければ普通に家から出社したように見える時刻に出社できました。

ここからが本題です。

朝6時過ぎにのぞみに乗り込んで東京に到着するまでの間、パソコンを開いてかなりの仕事をこなすことができました。

うつらうつらすることもありません!

メール処理、稟議処理、そしてデータ分析などを行って最後は社内メンバーに指示したり仕事を頼んだりするところまでひと通りの仕事をこなすことができ、ある種の達成感まで味わうことができました。

これ、むちゃくちゃ効率良いです。

1泊増やすことで会社にはその分の経費で迷惑をかけていますが、それを補って余りある仕事ができたと思っています。

おすすめです。

東京駅
エピローグ

ぼくは元来帰巣本能が発達していてどんなに遅くなっても家に帰るタイプの人間でした。

若い頃、終電がなくなるまで飲んでサウナで夜を明かしたとかカプセルホテルに止まったというツワモノの話を聞いたものですが、ぼくは泣く泣くタクシー代をかけてでも必ず家に帰っていました。

最近、年取ったこともあって極力疲れないように前泊で出張先に入ったりもしていますが、「仕事」のことを考えると余計な1泊が実は仕事効率の上でははるかに生産的だということを知りました。

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この記事を書いた人

山田文彦
 株式会社クレハトレーディング代表取締役社長
 社員の力をどうやって高めていくか? これが毎日考えているテーマ
 日本一の会社にしたいと真面目に考えています

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